第28回社友会総会 赤津編成部長 講演要旨

 昨年(17年)春ご報告しましたように昨年大きな改編を行いました。なかなか視聴習慣がつかず上期はTBSにゴールデンで逆転されるなどしましたが、下期「ドクターX」や「ボディーガード」など強力ドラマ群の奮闘などで追いつき年度視聴率では、全日・ゴールデン・プライム各部門で民放2位となり今年度を迎えました。
 18年度春の編成ポイントとしては第一に土日の報道ステーションを、その特性を生かして強化することです。土曜日は16分拡大し石坂浩二さんをレギュラーに迎え、日曜日は硬派の報道系ということから夕方に移し枠も拡大しました。第二にタテの流れを重視し、たとえば木曜では19時台の番組の最後の部分に厚みをかけ、20時台、21時台のドラマでは出演者のコラボレーションを行うなど視聴者を惹きつける造りを行い、この試みは視聴率的にもいい結果がでています。
 また今回若手の登用も積極的に行っています。バラエティは社内企画提案総選挙で当選したものを企画化してきましたが、土曜ナイトドラマの新番組「おっさんずラブ」は入社5年目の女性の企画。2年前に一度放送したらネットで再生10万回となり、大きな反響を呼び今回のシリーズ化となったわけです。
 パンパシやサッカーなどスポーツ系のコンテンツの充実、「未解決の女」「特捜9」など新企画ドラマの投入、「帰れマンデー見つけ隊」など人気企画の充実など幅広く挑戦しましたが、週末日曜日にも大型企画を投入しました。「日曜プライム」は二時間ドラマや映画など多彩なコンテンツを放送します。「君の名は」「ゴジラ」などヒット映画を放送すると録画率が高いのがわかります。最近のタイムシフトの現状を踏まえて録画も加えた総合視聴率が営業スポットの指標としてつかわれるようになり、CMも本編とコラボしネットで話題になるものまで出ています。その辺も意識した編成です。
 (質問に対して)タイムシフトも含んだカウントの仕方はP+Ⅽ7と呼ばれるもので、世帯視聴率ではなく個人視聴率をベースにします。放送後1週間のタイムシフト分を加えていきます。核家族化などに対応したもので、より精緻に取り出せます。
 (質問に対して)「やすらぎの郷」に始まった帯ドラマは「越路吹雪物語」まで、回を追うごとに視聴習慣が付き定着しました。4月に休止するのはつらいのですが、倉本聰先生が来年4月に向けて新作「やすらぎの時」を書いていただけるということで、準備をしっかりして万全の体制で臨むことにしました。ぜひご期待ください。
                 (記録 吉田賢策編集委員)DSCN3129_1024.jpg

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【2018/05/25 11:45】 | 事務局イベント
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